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【Java Silver】メインメソッドを使った実行可能なJavaプログラムの作成

本日は、Javaプログラムの起点であるmainメソッドに焦点を当てた問題を解いてみましょう。

問題

次のプログラムを実行した場合、正しい出力結果を選んでください。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Main obj = new Main();
        System.out.println(obj.displayNumber(5));
    }

    public int displayNumber(int number) {
        return number * 2;
    }
}

選択肢

  • A. 5
  • B. 10
  • C. 25
  • D. コンパイルエラー

答えと解説

回答を見る

答え

B. 10

解説

この問題の解説は以下の通りです。

  • 基本説明:Javaプログラムのエントリーポイント
  • 誤答理由:計算結果の見落とし
  • つまずきポイント:メソッド呼び出しと式の評価
  • 発展知識:メソッドの再利用性

基本説明:

Javaではプログラムの始まりは必ずmainメソッドです。このメソッドがエントリーポイントとなり、そこからプログラムは進んでいきます。

今回のプログラムでは、メインメソッドの中でdisplayNumberメソッドが呼ばれ、その結果を表示しています。

誤答理由:

選択肢Aの「5」は、displayNumberメソッドの計算処理を無視した場合の出力となります。

このメソッドでは、引数として渡された数値を2倍にして返すように実装されています。

つまずきポイント:

よくあるミスは、引数の処理を適切に理解せず、単に渡された数値をそのまま返すと考えてしまうことです。

メソッドでは、引数に対して何か計算や変化を加えた結果を返す場合が多いため、事前に内容をよく確認してください。

発展知識:

メソッドの潜在的な利点の一つに、同じ処理を何度も使用できる再利用性があります。

一度methodを定義すれば、異なる値を渡して様々な結果を得ることができ、コードの整理やバグの防止に役立ちます。

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