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【Java Silver】繰り返し文の理解とブレークの使用

本日の問題です。しっかり考えてみましょう。

問題

次のJavaプログラムを実行すると、コンソールにはどのような出力が表示されるでしょうか?

public class LoopExercise {
    public static void main(String[] args) {
        int count = 0;
        for (int i = 0; i < 5; i++) {
            for (int j = 0; j < 5; j++) {
                if (i + j >= 5) {
                    break;
                }
                count++;
            }
        }
        System.out.println("Count: " + count);
    }
}

選択肢

  • A. Count: 10
  • B. Count: 5
  • C. Count: 15
  • D. Count: 7

答えと解説

回答を見る

答え

A. Count: 10

解説

解説のポイント:

  • ネストしたループの流れの理解
  • break文が動作する範囲

まず、コードは何をしているのかを確認しましょう。Javaでネストしたループを使い、ij の和が5以上になると内側のループを終了するというプログラムです。

breakは内側のループだけを終了させます。外側のループは次のサイクルに進みます。そのため、各iのサイクルで、i + j < 5となるjの組み合わせを数えます。

具体的にはi = 0から2ではjはそれぞれ5, 4, 3で、i = 3のときj2となり、合計10回カウントされることになります。

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