文字列の操作方法についての理解を深めましょう。
問題
以下のプログラムを実行すると何が出力されるでしょうか。正しい選択肢を選んでください。
public class StringManipulation {
public static void main(String[] args) {
String str = " Java Silver Examination ";
str = str.trim().substring(5, 11).toUpperCase();
System.out.println(str);
}
}
選択肢
- A. SILVER
- B. Examination
- C. AVA SI
- D. va Si
答えと解説
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答え
A. SILVER
解説
基本説明:
このコードは文字列の操作に関する問題です。String
クラスのメソッドtrim()
、substring()
、toUpperCase()
の使用方法を理解することが重要です。
誤答理由:
trim()
メソッドにより、両端の空白が削除され"Java Silver Examination"
となります。一方、substring(5, 11)
は開始位置5から11までを取得するので、"Silver"
となり、さらにtoUpperCase()
で"SILVER"
に変換されます。
つまずきポイント:
- 開始位置と終了位置を間違えやすい:Javaでは、文字列のインデックスは0から始まるため、開始位置5は6文字目を指します。
- 関数の組み合わせの順序:正しい順序で関数を適用しないと、想定外の結果になります。
発展知識:
trim()
はしばしば入力値の前後の空白除去に使われます。
substring()
は文字列の一部を取得するのに有用で、インデックスが0から始まるための注意が必要です。
toUpperCase()
は大文字に変換するもので、文字列操作で頻繁に利用されます。